ともやのブログ

何となく気の向くままに

大学院卒業

 先日、中央大学大学院理工学研究科都市人間環境学専攻を卒業しました。

本当は3月中に書きたかったけど、まあご愛嬌ということで(笑)

 

これで長かった学生生活にようやくピリオド。

 

大学院での生活は、1年目は特にしんどかった。一人で馬鹿みたいに毎日研究室に通っているのになかなか思うように進まない。

自分の能力の無さや周りの院生や卒業した先輩と比較しては、院進学という道の選択が正しかったのかと思ってしまっていた。向いてなかったのかなと、、、だけど、その度に「間違った道を選択した。ではなく、自分で選んだ道を正しくする」と思い、やり続けた。

そして、結局研究室は変わったけど色々な人の支えもあり最後までやり遂げることができた。

そんな2年間で得られたものは、自分にとって大きな財産で、ここで形成された人格や気持ちはこれからも大切にしたい。

 

 

とは言ってみたものの、僕はまだまだまだまだ未熟なところばかりです。

これからは、新しいフィールドでの挑戦。今までは学びに重点をおける環境。これからは社会への貢献と学びの両立と、まだイメージができないけど、周りで頑張っている人から刺激をもらい、自分も成長する気持ちを持ち続けていきたいです。

東京の話

久しぶりに。

何を書こうかと思っていたけど、とても個人的な話。

 

地元を離れ、東京で暮らし始めて早一年がたった。

 

東京での暮らしは最初は慣れないことだらけ。

特に人の多さが気になった。神奈川の海岸沿いの地域出身であるからか、どこを歩いていても人が多くいると、窮屈を感じることが多かった。

 

最近だと暑さも気になる。特に夜の気温のこもり具合が神奈川よりすごい気がする。ヒートアイランドの影響なのかな、、、

 

と、そんな都会での生活ですがコンビニ、スーパー、駅、等々いろいろなものが近くにあってやっぱり便利ってことは否定できない。都会の強み。

 

そんな地元を離れた一人暮らしでも楽しく思えるのは、バイトで出会ったこっちの友達。上京してきた人もいるけど、こっちで産まれ育った人も。そういう違う環境で育った人の生活がみれるのも何かおもしろい。

 

 

人の多さという意味では、最近のコロナで接触が気になるところもある。ランニングは、地元のように良いルートがまだ見つからない。

けど最近近所にできた広い公園とか植物園とか、自然を求めて走ってます(笑)

 

最近になって初めて訪れた近所にある“護国寺”は散歩で行ってみた。思っていたよりも立派なお寺でした。

今この不自由な時代で、なかなか遠出は難しいけど、上京してきた身としては、この機会に近所のまだ行ったことないところとかを探検してみるのは面白いかなと思った。

(本当は近くの飲食店とか飲み屋さんとか行ってみたい所けっこうあるんだけどな、、、)

 

残りのここでの生活ももう長くないから、何かの縁で暮らすことになった地域についてもっと知れたらいいな。

グローバルスタンダードの話

最近ニュースで、

「9月入学」

という言葉を目にします。

 

9月入学により学習の後れを取り戻すことができると。さらには、グローバルスタンダードになることで、グローバル教育が加速すると、、、

 

本当でしょうか?「学習の後れを取り戻す」はともかく、グローバル教育が加速するのでしょうか?

 

私は、教育がグローバルに追いつくから、9月入学を推し進めるという考え方は、だいぶずれてると思います。

日本人目線、外国人目線で根拠を話します。

 

--- 日本人のグローバル人材 ---

 まず、時期を海外で主流な9月入学に合わせることで、日本人もグローバルに学ぶ機会が増えるということ。

 確かに、留学がしやすくなるかと言われれば、答えは "Yes” でしょう。

ただ、それだけで留学をする人が増えるでしょうか。また、留学をする人が増えたところで、それが必ずしも教育として良い方向に向かうんでしょうか?

 

 

そもそも、日本人が海外から遅れているのは、英語教育ではないかと思います。高校生の英語力調査(https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/__icsFiles/afieldfile/2018/04/06/1403470_03_1.pdf)では、文科省が目標とする英語力に「聞く」「話す」「読む」「書く」すべての項目で下回っているそうです。

自分の周りの実感でも、一定レベルの大学に通っている人でも英語がぺらぺらの人は少数であると感じます。

 

一方、海外(ヨーロッパやアジアの先進国)では多くの人が英語でコミュニケーションが可能なレベルにあります。

つまり、グローバル人材の育成をしたいのであれば、まず見直すべきは日本の英語教育のありかたではないかと思います。

 

高校・大学で留学しやすくなるならそこで英語勉強できるじゃん!

とも思えるかもしれません。海外で語学を学ぶことは確かにいいことだと思います。ただ、それで一年程度の期間を費やすと、語学以外の勉強には必然的に後れが出るでしょう。

つまり、今の教育を改善しないまま時期だけずらして語学留学者が増えれば、語学以外の教育として、語学教育が定着した先進国から完全に後れを取る結果になると考えられます。

 

グローバルに後れを取らない教育を目指すのであれば、まず基本の語学力に力を注ぎ、それを持って世界で様々な技術・知識を学ぶことが最も重要だと思います。

そして、これを可能にするような短期の交換留学の制度は、現在でも多くの大学で取り入れられているので、9月入学どうこうの話ではないでしょう。

 

--- 外国人が日本で学ぶ環境 ---

では、外国人の立場から見た日本への留学機会はどうでしょう?

これも、"時期で考えれば"留学しやすくなると思います。

 

ただ、今の日本の社会では外国人も日本語をしゃべれないと生活は難しいのが現状です。首都の東京でも、このように感じている外国人は多くいます。さらに、日本の教育機関で英語で受けられる授業は限定的なようにも感じます。(私の知る限りでは)

つまり、日本語を学びたい外国人を除いて、何かを”日本で”学ぶためにわざわざ日本語を勉強しないといけないのです。

これがグローバルな教育を可能にすることを目指す国が行う教育の在り方なのでしょうか?

グローバルな教育を高めるためには、優秀は外国人が日本で学ぶことにメリットを感じるような教育を目指し、相互効果として日本人学生と共に高め合うことが必要なのではないでしょうか?

 

 

時期をグローバルスタンダードに合わせることで、グローバル人材を育成することができる、という考え方。

だいぶずれていませんか?

 

まあ、こういうことを言っているのが文科省ではないらしいので、そこは安心です。

 

専門家ではないけど権力のある人の意見というのは恐ろしいですね。

 

勝てないことの話

先日、車でラジオを聞いていたら緊急地震速報が流れました。

私がその時いた地域とは異なる場所に対する警報でした。

ひとまず安心したけど、その時ふと、

今ここで災害が起こったとして、それに対応することが出来ただろうか?

って思いました。

 

多分、対応できなかったでしょう。

 

地震でも津波でも大雨でも、人間は自然に勝ることはできない。最近よくそう思います。緊急地震速報とか心臓に悪いくらいの音で鳴るけど、それを聞いて地震が発生するまでにどれくらいの対策ができるでしょうか?

私はびっくりすることくらいしかできません(笑)

 

勝ることができないという点では自然だけではなく、コロナウイルスやインフルエンザといった、ウイルスもそうです。

コロナウイルスだけではなく、インフルエンザも毎年一定の時期に流行ると分かっているのに、それを止めることはできていません。

 

ただ、様々な対策や予測をすることで被害を抑えることはできるかもしれません。でも、私たちの生活に多少なりとも被害が出る時点で、勝利ではないと思います。

じゃあどうするかということで、

負けない戦い

これはすることができるのではないでしょうか。

 

私たちは自然のような、そういうもっと大きなものの上に生かされているんだと、

これは、自然災害のように大きなことだけではないと思います。相手が人間でもそうです。私たちは、誰もがこの人には敵わない、というような相手がいるのではないでしょうか。

そんな相手には、勝てなくてもいい。無理に勝とうとしなくていい。そう思いました。ただ、「負けない戦い」はできます。

 

つまり、戦う相手を間違えないこと。これが、大きなものの上で上手に生き抜く秘訣なのではないでしょうか。

 

そんなことをふと考えてみた、Stay Home期間でした。

コロナに関して思うこと

”コロナ”

というワードを毎日のように耳にする今日この頃。

この単語を聞くことも、もううんざりと思う人も多くいると思いますが、この問題に対して私がふと考えたことをシェアしてみようと思ったので、少しでも興味があったら読んでみてほしいです。

 

 私は、このウイルスの問題を少しでも軽減するためには、個人がもっと真剣に考えて行動することが大切だと思います。

そのため、既に多くの人からも言われているように

 「個人の意識付け

これが最も重要なのではないかと思います。

そして、これを効果的に実現することができるのが ”SNS” なのではないかなと思いました。

 

個人の意識

人から人に感染するウイルスに対峙するうえで、個人が身勝手な行動をとっていては問題は良い方向には向かわないと思います。一人一人が考えて行動しないといけません。

しかし、問題の責任が一人一人の行動にあるという考えを、多くの人に浸透させることは容易ではありません。テレビや新聞などのメディアが必要以上に報じても、当事者意識を持てていない人は残念ながら存在します。これは、ニュースで取り上げられている、被害の大きな事例が海外での出来事であったり、日本国内でも異なる地域や知らない人の問題で自分とは関係ないとどこかで思ってしまうからではないでしょうか。また、ウイルスが目に見えないため、どう対処していいのか分からないということもあるでしょう。

しかし、個人の意識は「見える化」することが出来ます。そして、それに貢献するのが"SNS"の活用です。

 

SNSでシェア

SNS”は、ご存じの通り、空間的に離れていても、知人と簡単にコミュニケーションを取ることができ、情報の交換をすることが出来ます。そこで、このアドバンテージを用いて「個人の意識」を共有するのです。

既に、Instagramでは#おうち時間、#STAYHOMEというように、個人のコロナに対する”外出自粛”という行動がシェアされています。

そして、”SNS”によるシェアの大きなメリットは、「身近な人」の行動を知ることが出来ることだと思います。自分の知人が取っている行動を知ることで、それを見た人の意識を変えることが出来るのではないかと考えます。

例えば、「#おうち時間」だけではなく、

「#私のコロナ対策」というようなハッシュタグで自分が行っている行動をシェアします。

例えば、私の場合は

 

#私のコロナ対策

・休日以外も不要不急な外出はしない。

・室内に入るときの手洗い(ある所ではアルコール消毒)の徹底。

・こまめな換気。

・家族や友人でも必要以上に接しない。

・毎朝体温測定。

・階段で登れる階数ならエレベーターを使わない。

・不急の飲み会の延期。

・スーパーで買わないものは触らない。

・必要分以上の買い物をしない。

 

 

このように、SNSに自分の行動をシェアすることで「友人がこんな対策をしている」ということを知り「自分も行動を見直さないと」と思わせることが出来ると思いました。特に、どのような対策をしていいか分からないという人にも効果的でしょう。さらに、自分では既に十分の対策を行っていると思う人でも、その人がしていないような、対策として効果的な行動を友人がしているかもしれません。さらにさらに、これが世界を通じて広がれば、もしかしたら被害の大きな地域から様々な知識を得ることが出来るかもしれません。

以上は、多くの人が閲覧できる投稿型のSNSの例でしたが、LINEなどのチャットを通して直接会えない人と情報を共有することでも、個人の意識は変えられるかもしれません。

 

このように、身近な人をつたって多くの人に問題に対する意識が伝っていくことで、個人個人の意識は少しでも変えられるのではないかと思いました。

今こそ、オンラインでの人と人とのつながりを作った”SNS”の力を最大限に活用することが出来るのではないでしょうか。

いくら政府への批判をしても、問題の解決に向かうのでしょうか。

 

既に私たちの生活に影響を与えている問題にさらに意識を向けるということは、ストレスになるかもしれませんが、

今私たち個人ができることを、それぞれが実践していくことが問題解決への道なのではないかと思いました。

 

 

そして一日も早く、これまでの日常が戻ってくることを心から望みます。

 

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私なり語学学習の方法

先日兄に

「どうやって英語を勉強すれば、英語が喋れるようになる?」

という内容の質問を受けました。

 

私は、留学を通して英語の勉強をしてきましたが、英語教育の専門家ではありません。そこで、どうすれば良いのかしばらく考えていました。

 

その結果、自分が行っていたシャドーイングと英会話という「インプット」と「アウトプット」を同時に行うことができ、また机に向かう勉強に比べて飽きずに行える方法を提案しました。

しかし、正直提案した後もこの方法があっているのか、英語レベルや性格によってもこれは変わってくるんじゃないかと考えていました。

 

そんな中、昨日久しぶりにフリーに英会話をすることができる英会話カフェのイベントに参加してきました。私がこれを始めて知ったのはスウェーデンから帰国して、日本で英語を喋れる環境を探していた時のこと。その時は、あまり人がいなかったのに今では席が足りないくらいの大盛況で、人気が出てきたのかなというところ。

英会話カフェについてはさておき、私も英語には毎日触れるようにしていたが、最近会話はあまりしていなかったので少し不安もありました。

しかし、実際に少ししゃべっていると単語が出てくるようになり、かなりスムーズに会話をすることが出来たと思います。

 

そんな英会話カフェで私は語学学習の答えがなんとなく見えたと思いました。それはやはり会話をすることだと思います。

なんだ、そんなの英会話カフェで自分が少しできたからそう思ったんじゃないの?、と思うかもしれません。ただ、自分が英語をうまくしゃべれない時のことを振り返ってもやはりしゃべること、また英語をしゃべることが出来る環境があることが大切だと思います。これは以下の二つの理由からです。

 

自分のレベルを知ること

会話の良いことは、「インプット」したことを「アウトプット」することが出来る部分です。アウトプットは記憶を定着させるなど大きな効果が期待されています。

ただ、会話で得られることはそれだけではありません。それは自分の現状を知ることです。「自分はこんなことを言いたいけど言葉が出てこなくてうまく伝えられない」、ということは語学を勉強している人なら誰しも経験があると思います。これは自分のレベルを知るとても良いステップだと思います。なぜなら分からないことが明確になればそこをピンポイントで勉強することで確実な成長が得られるからです。

とは言ってもなかなかしゃべれない状況だと、その現状に逆に失望してしまうこともあるかもしれません。しかし、会話にはそれ以外の効果もあります。

 

人のまねをすること

英会話をしていて、単語や表現が出てこなかった時相手の話を聞いていることで、相手の表現から学ぶことが出来ます。(もちろんこれは相手がある程度の語学習得者であることが条件となりますが)

実際に自分も人の表現を聞いて学ぶことが多くありました。例えば留学時に仲良くしていた友達やホストファミリーが使っていた表現は、自然に自分にも身についていました。

また、そういった表現は「こういった表現をすればよいのか!」と学んだことが印象に残りやすいと考えられるため定着しやすいというのが持論です。

 

インプットも重要

以上の理由から英会話がやはり語学学習において最も効率の良い方法だと思います。ただ、全く知識がなければいきなり会話をするのは難しいです。

自分は、今回英会話カフェに参加してしゃべってみて途中から、まるで栓が抜けて水が流れ出るように英語がスムーズに出てくるようになりました。

これは、やはり日々のインプットの効果なのではないかと思います。スピードラーニングの聞き流し学習が一時話題になりましたが、やはり知識を入れていることで基盤は出来上がっていくのかなと思いました。

 

そんな感じで、何となく語学学習の方法が自分の中で見えてきたのでまとめてみました。語学学習をしている人には是非試してみてもらいたいです。

あと、兄に説明した方法はあながち間違いではなかったのだなと思いました(笑)

 

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あ~、海外行きたいな~(笑)

2020

2020年になりました。

ということで、また久しぶりになってしましましたが軽く記事を書いてみようと思います。

 

2020年はどんな年になるんだろう?

と考えると、日本人であれば誰もが東京オリンピックが頭に浮かぶのではないでしょうか。いろんなメディアでも取り上げられていますよね。東京でオリンピックが開かれるなんて!自分も楽しみです。

 

そんな2020年、私個人にとっても大きな一年になることは間違いありません。

まず、今年は大学院生ということで学部卒の同期より二年遅れての就活です。大変なことも多いと思いますが、自分の将来が決まるということで後悔はしたくないし、それがまた楽しみでもあります。気を負い過ぎずに、でも真剣に取り組みここだと思える場所に行きたいです。

 

また、先ほども挙げたようにオリンピックも大きなイベントですね。生きている間に東京でオリンピックを見ることが出来る機会なんてそうありません。世界的なイベントを目の前で見ることが出来るなんてとても楽しみです。また、それを見て私が何を思うのかという部分も楽しみで、それを自分の成長に繋げられたらと思います。これに関しては、自分が学生の内で良かったなと思います(笑)。

 

また、今年一年はまるまるかけて取り組むことになる修士論文も今年の大きなイベントです。心配な部分も多くありますが、こればっかりは自分でやらないと進まないので、、、

また、研究漬けの毎日に戻るのかと憂鬱に感じることもありますが、自分で選んだ道

最後までやりきってその先に見える景色を楽しみにやっていこうと思います。

 

 

上に挙げたのはほんの一例で、これだけではなくきっと自分がまだ知りえない楽しいこと、つらいことが沢山待っている一年だと思います。そんな一年間を乗り越えて、また来年の今頃に一回り成長した自分に出会える日を楽しみに気持ちを新たに精進していこうと思います。

 

Come on 2020!!

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